北海道大学 大学院情報科学研究院 情報科学専攻 生命人間科学部門・生体情報工学コース
配列情報(塩基、アミノ酸)と生体分子の構造・機能解析、生物多様性・分子進化に関する研究教育活動を行っています。
教授 遠藤 俊徳 准教授 長田 直樹
配列決定技術の発展に伴い、多くの生物のゲノム配列が解読・公開されるようになった。 膨大なデータが次々に生み出され、そろそろ「生命とはなにか」の答えが出てきても良さそうだ。 しかし、多細胞生物では遺伝子数すら解明されたものは皆無である。 それどころか「粒子としての遺伝子」の概念を「遺伝子機能情報を含むDNA領域」に 当てはめることが難しくなり、「遺伝子」の概念さえ議論の対象となった。 バイオインフォマティクスは、生命に関わる分子の構造・状態の情報を用い、 既存知識や様々な尺度・手法に基づく類似度を規準に、 「遺伝子」や「タンパク質」の機能と振舞いの分類・予測方法開発と応用を扱ってきた。 一方で、配列や物理的構造の情報は観測可能な基盤であり、 遺伝子の定義が曖昧になったいま、既存知識への依存度の低い解析方法や 考え方がますます求められている。 我々は、こうした問題に取り組む研究の推進を目指している。
学生・ポスドクを随時募集しています。
バイオインフォマティクス、分子進化学研究、タンパク質立体構造・相互作用、遺伝子情報解析に関心のある方はご連絡ください。
結果送付日に注意:ギリギリだと出願に間に合いません
修士論文・卒業論文作成のタイムライン を確認しながら計画的に研究を進めてください。
研究の進め方に迷ったら、Google(特殊検索)、Google Scholar、NCBI Pubmedで検索し、関連論文に目を通してください。漠然と相談に来られてもお互いに困るだけです。iBio
RA, TA, 国際・国内学会参加、学生支援プログラム (CEED)、企業インターンシップ、英語学習などの、各種の学習・経済支援が充実しています。制度を上手に活用してください。
就職活動を最優先として認めることはありません。節度をもって行ってください。
安田先生の集団遺伝学オンライン講義、お勧めです。
Wikipediaの利用について
Wikipediaは広範囲の知識をカバーする新しいタイプの百科事典ですが,不正確な記事も散見されます。英語版と日本語版で内容の詳しさ・正確さが大幅に違うことも多々あります。利用の際は、引用文献や印刷された教科書や辞書との比較確認が必要です.
卒業生へ
卒業生向けの大学メールアドレスが取得できます。
卒業生のibio.jpのアカウントは当面は卒後も使える予定です。
学会発表は修了要件の一つです。
演題登録締切のひと月前までに要旨原稿を作成し、研究ノートおよび研究まとめを持参して相談してください。
主要学会: SMBE (6月頃 〆2月) 日本遺伝学会(9月頃〆7月) 日本バイオインフォマティクス学会(10月頃〆7月)日本分子生物学会(11月頃〆8月)
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連絡先 †
〒060-0814 札幌市北区北14条西9丁目 北海道大学 大学院情報科学研究科 情報生物学研究室 (情報科学研究科棟 9-25室)
地下鉄北12条駅から徒歩約15分、JR札幌駅から徒歩約30分(タクシー10分)です。
詳細は右図、交通アクセスをご参照ください。
電話番号 (外線からは011-706-番号)
教授室 (6547)、准教授室9-24 (7332), 9-07 (7334), 9-08 (7392) 9-09 (6933)
研究室内用 †
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